その他の検査
その他の検査
IgGフードアレルギー検査は、血液中のIgG抗体検査により、食物に対するアレルギー反応を調べる検査です。IgG抗体は、食物アレルゲンに対して産生される免疫グロブリンの一種で、一定の量を超える場合にはアレルギー反応が疑われます。IgGフードアレルギー検査は、一般的なIgE抗体によるアレルギー検査とは異なり、アレルギー反応が発生するまでの時間が長いため、アレルギー反応が起こっていない場合でも陽性反応が出ることがあります。そのため、食物アレルギーのうち、数時間~数日後に遅れて症状が表れる遅発型(潜在性)のアレルギーについて調べる検査です。
IgGフードアレルギーが疑われる症状には、以下のようなものがあります。
消化器系の症状:腹痛、腹部膨満感、下痢、便秘、吐き気、嘔吐、胃炎、腸炎、など
皮膚の症状:湿疹、じんましん、かゆみ、発疹、皮膚炎、など
呼吸器系の症状:喘息様症状、鼻づまり、鼻水、くしゃみ、喉の痛み、咳、など
その他の症状:頭痛、めまい、疲れやすさ、集中力の低下、不眠症、など
これらの症状は、他の疾患や原因でも発生する場合があるため、総合的に判断する必要があります。
IgGフードアレルギー検査(120項目) | 120項目の食品についての、遅延型アレルギー検査 *別途、診察料がかかります |
35,280円(税込) |
IgGフードアレルギー検査(219項目) | 219項目の食品についての、遅延型アレルギー検査 *別途、診察料がかかります |
50,040円(税込) |
腸内フローラ検査は、便から腸内の微生物叢(腸内フローラ)を分析する検査のことです。この検査は、便からDNAを抽出し、高精度の遺伝子解析技術を用いて、腸内微生物の種類や量、機能を調べることで、腸内環境の健康状態を評価することができます。腸内フローラは、人間の健康維持に非常に重要な役割を担っています。例えば、免疫力の維持、栄養素の吸収、炎症の抑制などがその代表的な働きです。
当院では、下記の2つの腸内フローラ検査を提供しています。
・マイキンソープロ
腸内フローラのバランスによる総合判定、腸内フローラの観点からみた疾患リスク、腸内フローラの組成・個別注目菌、などを判定します。
*結果判定までに4–5週間ほどかかります
・マイクロバイオミー
従来の腸内フローラ検査は属レベルまでの解析が主流でしたが、マイクロバイオミーではより詳細な「ショットガンメタゲノム解析」により、腸内細菌を種や株レベルまで把握し、ビタミンや短鎖脂肪酸の産生機能なども調べることが可能です。そのため、あなたの腸内細菌がよろこぶ食材や積極的に摂るべき栄養素がより正確にわかります。
*結果判定までに6-9週間ほどかかります
マイキンソープロ | 腸内環境の評価を行う検査 *別途、診察料がかかります |
19,800円(税込) |
マイクロバイオミー | より詳しく腸内環境の評価を行う検査 *別途、診察料がかかります |
49,500円(税込) |