水道橋内科クリニック|水道橋、神保町の内科・呼吸器内科・アレルギー科。長引く咳、花粉症、いびき、等。

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東京都千代田区神田三崎町2-4-5 カサ・グランデ水道橋1階
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一般内科

水道橋内科クリニック|水道橋、神保町の内科・呼吸器内科・アレルギー科。長引く咳、花粉症、いびき、等。

こんな症状があればご相談ください

  • 風邪症状(発熱、咳、痰、鼻水、鼻づまり、のどの痛み、など)
  • 長引く咳、痰
  • 鼻水、鼻づまり
  • じんましん
  • 頭痛
  • 腹痛、下痢、嘔気・嘔吐
  • 胃痛、胸焼け
  • 動悸
  • 胸痛
  • いびき
  • 睡眠時の無呼吸
  • 不眠症
  • 疲れやすい
  • 体重減少
  • 立ちくらみ
  • めまい
  • 健康診断の異常

など

当院で対応する疾患

  • 風邪、感冒
  • インフルエンザ
  • 咽頭炎、扁桃炎
  • 尿路感染症
  • 気管支炎
  • 肺炎
  • 高血圧
  • 脂質異常症
  • 糖尿病
  • 痛風(尿酸が高い)
  • メタボリック症候群
  • 気管支喘息
  • 鼻炎
  • じんましん
  • 胃腸炎
  • 逆流性食道炎
  • 不整脈
  • 睡眠時無呼吸症候群
  • 骨粗鬆症
  • 不眠症
  • 貧血
  • めまい症

など

当院で可能な検査・処置

  • 血液検査
  • 尿検査
  • 各種抗原検査(インフルエンザ、アデノウイルス、新型コロナウイルス、など)
  • 胸部レントゲン検査
  • 心電図検査
  • 呼吸機能検査
  • 簡易骨密度検査
  • 在宅睡眠時無呼吸検査
  • 身長、体重、BMI、腹囲の計測
  • 注射、点滴
  • 吸入、ネブライザー
  • ワクチン接種

など

風邪、感冒

鼻や喉に感染がおこり炎症を起こします。症状は、咳、鼻水、鼻づまり、軽いのどの痛みや発熱等で原因の9割以上がウイルスによるものです。しっかり治さないと、その後、気管支炎や肺炎に進行する場合もありますので注意が必要です。熱を含めた症状の経過をしっかり観察し、症状が長引く場合には治療を行うことが大切です。

インフルエンザ

インフルエンザウイルスに感染することによって起こる病気です。インフルエンザに感染すると、1~5日の潜伏期間の後、38℃以上の高熱や筋肉痛などの全身症状が現れます。風邪よりも急激に発症し、症状が重いことが特徴です。健康な人であれば、その症状が3~7日間続いた後、治癒に向かいます。気管支炎や肺炎などの合併症を発症する場合があり、まれに重症化することもありますので注意が必要です。インフルエンザウイルスは強力な感染力をもっており、いったん流行すると、年齢や性別を問わず、多くの人に短期間で感染が広がりやすいです。二次感染、合併症の予防が大切です。インフルエンザワクチンも発症予防、重症化予防に重要です。

咽頭炎、扁桃炎

のど(咽頭)にウイルスや細菌が原因となって炎症を起こしたものが「咽頭炎」です。咽頭は鼻や口を通して外と接するところなので、感染を起こしやすいところです。咽頭の奥の左右両側にある扁桃が、細菌などの感染により炎症を起こしたものが「扁桃炎」です。のどの違和感や痛み、ものを飲みこむときの痛み、倦怠感、発熱がみられることがあります。咽頭炎は、対症療法で治ることがほとんどですが、扁桃炎は、通常、抗菌薬による治療が必要です。時には点滴治療を行ったほうが良い場合もあります。

尿路感染症

尿路感染症は、尿路(おしっこの通り道)に細菌が感染することで起こる病気です。膀胱に感染を起こした「膀胱炎」や腎臓に感染を起こした「腎盂腎炎」などがあります。膀胱炎の症状は排尿時の違和感や痛み、残尿感、血尿などですが、腎盂腎炎では、高熱や背部の痛みが出ることもあります。通常、尿検査や血液検査で診断することができます。治療は早めに抗菌薬を開始することが大切です。腎盂腎炎の場合は、点滴治療が必要になることもあります。

気管支炎

気管支炎は、気管支に炎症が起こることによって咳やたんなどの呼吸器症状を引き起こす病気です。数日から数週間で治まる急性気管支炎と、咳やたんなどの症状が慢性的に続く慢性気管支炎があります。急性気管支炎の多くは、ウイルスやマイコプラズマなどの細菌が原因によって起こります。必要に応じて抗菌薬などによる治療を行うことで改善が期待できます。一方、慢性気管支炎の場合は、気管支拡張症や非結核性抗酸菌症、副鼻腔気管支症候群、慢性閉塞性肺転移(COPD)などの呼吸器疾患が隠れている場合がありますので、よく調べることが必要です。

肺炎

細菌やウイルスに感染して肺に炎症を起こす病気です。発熱やせき、痰(たん)、胸の痛み、息切れなどのほか、疲れやすかったり、などの症状が出たりします。重症の場合は呼吸困難を伴います。ただ、高齢者の場合、初期には発熱や咳などの症状を自覚しないこともありますので注意が必要です。胸部レントゲン検査や血液検査によって重症度を判定し、治療は原因菌を調べたうえで抗菌薬を用います。日ごろから、適度な運動や食生活に気をつけて過ごすことも予防に重要です。肺炎の原因として多い肺炎球菌ワクチンの接種も予防に効果的です。

高血圧

血圧が高い状態が続く事で血管の壁に圧力が掛り、その結果、血管を傷めて次第に血管が硬くなり動脈硬化へとつながります。高血圧の原因は特定されていませんが、遺伝的要因と食生活(塩分の高い食事)や嗜好(喫煙・飲酒)過多、または運動不足や精神的なストレスなどの環境的要因が重なって引き起こされると考えられています。

当院では、高血圧の補助治療のため高血圧アプリの処方も行なっています(詳しくはこちら)。

脂質異常症

血液中の脂質(コレステロールや中性脂肪)が多い状態を脂質異常症と言います。これらの余分な脂質は、動脈の壁にくっついて血管を硬く狭くしていずれ動脈硬化を引き起こします。コレステロールには善玉コレステロール(HDL)と悪玉コレステロール(LDL)があり、善玉コレステロールは細胞内や血管内の余分な脂質を肝臓に戻す働きがある為、悪玉コレステロールを減らすことに役立っています。高脂血症の主な原因は食生活(カロリー過多)や嗜好(喫煙・飲酒)過多、運動不足、遺伝などが考えられます。

糖尿病

血液中のブドウ糖の濃度(血糖値)が高くなる病気です。人体は、たくさんの細胞から成り立っていますが、この細胞が働く為のエネルギー源がブドウ糖です。膵臓から分泌されるインスリンというホルモンが、血液中のブドウ糖を細胞の中に取り入れる役割を果たしています。しかし、このインスリンの量が不足したり、働きが悪くなったりすると、ブドウ糖が細胞内に取り込まれなくなり、血液中のブドウ糖濃度(血糖値)が高くなってしまうのです。血糖が高いということは、体の細胞にエネルギーであるブドウ糖が十分に補給されず、そのため全身の細胞の働きが悪くなります。のどが渇く、尿が多い、傷が治りにくい、感染症にかかりやすい、疲れやすい、集中できないなどの症状が起こります。

痛風(尿酸が高い)

痛風とは、突然、足の親指などの関節が腫れて激痛におそわれる病気です。男性に多く、症状は発作的に起こり、2~3日は歩けないほどの痛みが続くことも珍しくありません。その後、痛みは徐々にやわらいでいきますが、正しい診断や治療を受けずにそのままにしていると、同じような発作が繰り返し起こり、発作を起こすたびに病態が悪化していく可能性があります。

痛風には、「高尿酸血症」という病気が潜んでいます。体内で尿酸が過剰につくられたり、排出がうまくいかなくなったりすると、体内の尿酸は一定量を超えてしまいます。血液中の尿酸値が高い状態が続くと、血液に溶け切れなかった尿酸は結晶化して、関節や組織にたまっていきます。関節にたまった尿酸結晶に対して免疫細胞が反応し、炎症を起こして痛風を引き起こします。高尿酸血症の改善のためには、食事、生活習慣の見直しや薬剤による治療を行います。

メタボリック症候群

ウエスト周囲長(へそ周りの腹囲):男性 85 cm以上、女性90 cm以上を必須とし、脂質異常(中性脂肪 150 mg/dl以上、HDLコレステロール 40 mg/dl未満のいずれかまたは両方)、血圧高値(収縮期血圧 130 mmHg以上、拡張期血圧85 mmHg以上のいずれかまたは両方)、血糖高値(空腹時血糖値 110 mmHg以上)の3項目のうち2項目以上を満たすとメタボリック症候群(メタボリックシンドローム)と診断されます。

内臓脂肪の過剰な蓄積があると、糖尿病、高血圧、脂質異常症の危険が上昇し、脳卒中や心筋梗塞といった動脈硬化性疾患が増加することが示されています。そのため、肥満度(BMI)によらず、過剰な内臓脂肪蓄積があり、かつ、高血糖、高血圧、脂質異常のうちいずれか2つ以上をあわせもった状態をメタボリックシンドロームと呼び、予備群の段階から健康に留意する目的で提唱されています。食事、生活習慣の見直しをしていくことが大切です。

気管支喘息

発作的にゼーゼー、ヒューヒューといった音(喘鳴)がして息苦しくなるとともに、せきや痰(たん)が出る症状を不定期に繰り返す病気です。正式には気管支喘息といい、夜間や早朝に出やすいのが特徴です。

季節の変わり目などに起こりやすく、慢性的に炎症を起こしている気管が何らかの刺激で発作的に狭くなることによって喘息発作を起こします。原因となる刺激にはチリやダニなどのハウスダスト、タバコの煙、カビ、ストレスなどさまざまですが、原因が分からないこともあります。

治療は、吸入ステロイド薬などによる炎症の改善が重要です。発作が起きれば即効性のある気管支拡張薬の吸入も有効ですが、症状が落ち着いても気管の炎症は続いているため継続的な治療が必要な場合が多いです。

ステロイドと聞くと副作用が心配な方もいらっしゃいますが、内服薬に比べて非常に少量の吸入剤になるため、糖尿病や骨粗鬆症、免疫低下などの全身性の副作用を心配する必要はありません。声が枯れるような副作用が出る場合がありますが、吸入ステロイドの種類を変更することで、声枯れも改善することが多いです。いずれにしてもしっかりと治療経過を管理することが大切になりますので、お気軽にご相談ください。

鼻炎

鼻炎は、鼻腔の粘膜に炎症を起こして腫れた状態のことをいい、鼻水や鼻づまりなどの症状を引き起こします。風邪、感冒の症状としても鼻炎は起こりますし、副鼻腔炎が原因のこともありますが、花粉やダニなどによるアレルギー性鼻炎が原因のことが多くあります。血液検査により、アレルギーの原因(アレルゲン)を調べることが可能です。治療は、アレルゲンからの回避と抗アレルギー薬が使用されます。

じんましん

じんましんは、皮膚の一部が突然に赤くくっきりと盛り上がり(膨疹)、しばらくすると跡かたなく消えてしまう病気です。多くの場合、かゆみを伴いますが、チクチクとした感じや焼けるような感じを伴うこともあります。皮疹は数十分から数時間以内に消えるのが普通ですが、半日から1日くらいまで続くものもあります。

じんましんは、食べ物などによるアレルギー症状として起こる場合や、薬剤などが原因で起こる場合もあります。治療は、できるだけ原因・悪化因子を探し、それらを取り除く、または、避けるようにすることですが、原因がわからないことも珍しくはありません。薬剤は、通常、抗ヒスタミン作用のある抗アレルギー薬が使われ、効果が期待できます。

胃腸炎

胃腸炎は、軽い腹痛や下痢などの症状のみで数日で自然に治ることもあれば、嘔吐・下痢を繰り返して脱水症状を起こす場合もあります。急性胃腸炎の多くは、ウイルスや細菌に感染することによって引き起こされ、通常、感染者と接触することや、ウイルス・細菌の付着した食品や水が体に入ることで感染します。対症療法で改善しますが、脱水症状が強い場合には点滴を行う場合もあります。

逆流性食道炎

食道に、胃酸や胃で消化途中の食べ物が逆流して胸焼けなどを起こす病気です。食道は胃と違って、強い酸性の胃液から粘膜を守ることができないため、逆流した胃液は食道に炎症を起こします。逆流性食道炎の症状で代表的なものは、胸焼けと呑酸(どんさん)です。呑酸はゲップなどの際に酸っぱいものが上がってくることで、嘔吐する場合もあります。喉の違和感や食べものがつかえる感じ、声がれ、胸の痛み、咳の原因となることもあります。多くの場合、胃酸の分泌を抑える薬や食道粘膜保護のための薬などを使用することで改善が期待できます。

不整脈

不整脈とは、脈がゆっくり打つ、速く打つ、または不規則に打つ状態のことを言います。脈拍が1分間に50以下の場合を徐脈、100以上の場合を頻脈といいます。不整脈には病気として対処が必要なものと、対処の必要のない生理的なものがあります。運動時や精神的興奮、発熱などにともなって脈が速くなるのは生理的な反応であり、対処の必要がないものです。不整脈の症状として動悸や脈の乱れを自覚されることは珍しくありませんが、まずは対処の必要な病的な不整脈かどうかを判断する必要があります。

睡眠時無呼吸症候群

睡眠中に、大きないびきとともに何度も呼吸が止まってしまう病気です。10秒以上呼吸が止まる「無呼吸」や、呼吸が弱くなる「低呼吸」が、1時間あたりに5回以上繰り返される状態をいいます。睡眠中に呼吸が止まってしまうのは、空気の通り道である気道が塞がってしまうからです。肥満、体重増加により、のどに脂肪が蓄積して気道が狭くなると、あおむけで寝ることで舌根(舌の根本の部分)が気道を塞いでしまいます。この狭くなった気道を空気が通るたびに大きないびきが起こり、気道が完全に塞がれたときに、無呼吸となります。睡眠時無呼吸症候群は、肥満の方に多く見られますが、やせている人でも、下あごが小さかったり、扁桃が大きい、などがあると気道が狭くなりやすく、注意が必要です。女性より男性がやや多く、男性では40~50代、女性では閉経後に増えます。

睡眠中の無呼吸は、低酸素状態を引き起こします。このような無呼吸に伴う酸素状態が続くことで、日中の強い眠気、起床時の頭痛、倦怠感、気分の落ち込みなどの症状がみられ、高血圧や心筋梗塞、脳卒中などの危険な合併症を起こすリスクが3~4倍に高まることがわかっています。運転時の交通事故の原因として、睡眠時無呼吸症候群が隠れている場合もあります。

睡眠時無呼吸症候群の検査は比較的簡単に行えます。ご自宅で検査機器を装着して睡眠時のデータをとることで多くの場合診断が可能です(精密検査が必要な場合もあります)。治療が必要な場合は、CPAP(シーパップ)と呼ばれる機器を使います。睡眠中にマスクを装着して空気を送り込み、その空気圧で気道を広げる装置です。CPAP治療は少し面倒に感じられる場合もありますが、睡眠中の低酸素状態を防ぎ、日中の眠気や倦怠感の改善も期待できる治療です。無呼吸の程度が軽い場合には、歯科でマウスピースをつくってもらう場合もあります。

骨粗鬆症

加齢や薬の副作用などによって骨密度が低下する病気です。女性ホルモンの低下とかかわりが深いため、40代以降の女性では早めの骨密度検査をお勧めします。骨粗しょう症の治療の目的は骨密度の低下を抑え、骨折を防ぐことにあります。薬物療法、食事療法、運動療法を並行して行うことで、骨密度の上昇が期待できます。

不眠症

不眠症とは、入眠障害(寝付けない)・中途覚醒(途中で起きてしまう)・早朝覚醒(朝早く目覚めてしまう)・熟眠障害(熟睡できない)などの睡眠問題が1ヶ月以上続き、日中に倦怠感や集中力低下などの不調が出現する病気です。不眠はストレス・こころやからだの病気・クスリの副作用など、さまざまな原因で起こります。原因に応じた対処を行い、時には睡眠薬を上手に使うことがよいでしょう。現在使われている睡眠薬は、適切に使用することで危険はほとんどなく、安全に使用することができます。

貧血

貧血とは、血液中のヘモグロビンという値が男性で13.0 g/dl以下、女性で12.0 g/dl以下のことをいいます。ヘモグロビンは、血液中の赤血球にあるタンパク質で、酸素を運搬する働きがあります。血球が赤くみえるのはヘモグロビンが赤い色素をもつヘムという成分をもっているためで、ヘムを構成する重要な分子が鉄です。貧血になると、息切れや立ちくらみ、疲れやすい、などの症状がでます。このような症状は貧血以外の病気、例えば、起立性低血圧などでも起こることがありますので、血液検査で調べることが必要です。貧血の原因として多いのは鉄分が不足して起こる鉄欠乏性貧血ですが、貧血の原因をしっかり調べて対処することが大切です。

めまい症

めまいとは、目の前がぐるぐる回ったり、ふわふわしたり、自分や周囲が動いていないのに動いているように感じる異常な感覚のことで、からだのバランスを保つ機能の障害が原因で起こります。めまいの原因で最も多いものは、内耳にあるからだのバランスを保つ器官である三半規管(さんはんきかん)の異常によって起こる、良性発作性頭位めまい症です。基本的には対症療法で改善しますが、他に原因がないかを調べることも大切です。